薬王堂気まぐれ通信使 96
01・3・11
Yakuoudo Capricious Communications Satellite
♪この道は〜いつか来た道〜♪ ああ そうだよ ♪ アカシヤの花が咲いてる♪


家の近くの丘の上に私が4歳から8歳まで毎日のように往復した道が、ほとんどそのままの状態で残っています。
変わったと言えば土の道が舗装されたこと!そして両側に柵が出来たこと!くらいです。
車はほとんど通りません。
左に見えます二本の柿の木の大きさも44〜47年前と同じです。
畑にはサツマイモやジャガイモなどが栽培されています。昔は麦が銀色の穂をなびかせていました。
私のうち【お寺】は撮影場所から5百メートルくらい後方、一谷超えた山側にありました。
山の中の一軒寺で回りには全く人家がありません。
この道を前に進んで、丘を下りやっと数軒の民家があるといった環境でした。
この道はいろんなことを私に教えてくれました。
左の梅の木の下は草むらで、草がなぎ倒されるので見ると2メートル(子供でもそう感じた!)もあるような大蛇がゆっくり進んでいます。
これには驚きましたがどうも青大将だったようです。青大将の生臭い匂いを覚えています。
この梅の手前には墓所があり、当時中学生だった叔父が火の玉を見た!と言うのでここを通る時には走って通り抜けたものです。
小学生だった叔母といっしょに飼っていた羊を品評会の会場まで引っ張って行ったのもこの道でした。
羊が道草を食うので会場に着いた時には我々の方が疲れて!それでも三等賞の洗濯板と賞状をもらったのを覚えています。
寺だったのになぜか母はクリスチャンの幼稚園に通わせました。
地元に小学校があるのになぜかバスに乗って一時間もかかる付属小学校に通わされました。
時間がある時には自然とこの道に足が向いて・・通る度に昔のことが懐かしく思い出されます。
♪あの丘はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら 白い時計台だよ
♪この道はいつか来た道 ああ そうだよ お母さまと馬車で行ったよ

北原白秋作詞・山田耕筰作曲
早春の今日、道の延長上にある鎮守の森にひっそりと咲いていた山のマンサクの花↓を紹介しましょう。



        戻る