薬王堂気まぐれ通信使 67 00・8・16
Yakuoudo Capricious Communications Satellite
●今日は魚釣りにも行きませんでお家でのんびりキーボードに向かっています。実は14日・15日と四国は石鎚(いしづち)山系・笹ケ峰(1870メートル)に愛妻と二人で登ってきました。そのせいで今日は足が痛くて外出を控えたという訳です。 笹ケ峰の丸山小屋にて
●久しぶりの四国登山、そして20年ぶりでしょうか笹ケ峰の山登り!
頂上付近に丸山小屋という宿泊小屋が有りまして老夫婦が一年を通じ常住して山小屋を守っています。私の感想ではこんな辺ぴな所によく住まわれます!標高500メートルくらいの所にあります駐車場からきつい坂道を一気に登ること2時間半、山登りを甘く見ていた妻も余りのきつさに小屋に着いた時には息絶え絶えでした。それでも何とか午後6時過ぎに到着。夕飯だけは炊いてもらえるということでしたので缶詰類とレトルトカレーを持参して・・それと忘れずワンカップ日本酒を2本と干したタコ・スルメ・・
そこは下界の暑さとはかけ離れた別世界でした。台風の過ぎた後で空は透き通るようなブルーから次第に茜色→暗紫色と変化していきます。食事もそこそこに小屋の外庭の縁台でチビチビやりながら天空を見上げていました。意外と飛行機の往来が多いですね。そのうち暗くなりまして飛行機とは全然異質の飛行物体・動く星ほどの光を放つ人工衛星が南西の空に移動するのを二度確認します。午後9時頃に東の笹が峰山頂から月が出てきます。その素晴らしさは筆舌に表わせない!の一言!小屋から山頂までは、かなりの距離が有ります。デジカメでその一時を切り抜いてみましたのでご覧ください。オリンパス・デジカメは余りの荘厳さに我を忘れたか?
少しボケ加減で距離を正確に認識していなかったようです。次の朝=15日の早朝(5時半くらい)から笹ケ峰山頂に二人で登り始めました。スギ・ヒノキなどの人工森林はとっくに限界を割り、この高さでは山小屋の付近までブナを中心とする高所森林が続いています。しかしそれらの森林も限界域のようでダケカンバのような風にさらされても耐え
笹ケ峰頂上あたり稜線に現れた十四月↑
れる樹木林がしばらく続きます。林床にはメタカラコウ・クガイソウ・ミカエリソウ・シコクブシ・クサアジサイなどが目に付きます。そのうち森林限界を過ぎたあたりから一面、笹原です。ここはすでに1800メートル前後の場所でしょう。足元にはタカネオトギリ・シコクフウロが黄色やピンクの花を咲かせています。そして一時間少々で頂上、快晴の山頂の朝です。20年前にはここから更に石鎚山系を縦走して瓶ケ森(かめがもり)まで行きましたが若かったのでしょう当時は体力がありました。四国の背骨・石鎚=いしづちの山並みも見て下さい。

石鎚連山・右遠方が石鎚山、その手前が瓶ケ森、左の山頂は寒風山、ここは笹ケ峰
左は土佐の高知側、右手に遠く石鎚山が有りましてちょっと手前に瓶ケ森、左手山頂は土佐に行くトンネルが下にあります寒風山(かんぷうざん)の山頂です。体力は次第になくなってきていますが感激する心は昔と変っていないように思いました。帰路、ハガクレツリフネやモミジガサの花を見ながら『もう一度来るぞ!』と決心し山を降ります。妻の感想は『一度来たところはもう来ない!』・・・なるほど、それも理ですね。
戻る
|