薬王堂気まぐれ通信使 61 00・7・2
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

蒸し暑くなりました。いよいよ夏ですね!今日も何所か山か海に出かけていると御思いでしょう。
ところが!どっこい。今日はほとんど家に居たんです。私にしたら珍しい・・そうなんです。

       
                    旧宇品線の線路上に咲き誇るタチアオイの花

私には3人の子供がおりますが、3人目の次男が中学1年生でして、今日は、この子の一学期の期末試験のお手伝いをしたというわけ!まあ!私の子ですから余り出来はよくないのですが、この子は特に気になります。自分が彼と同じ時代の38年前に勉強したか?と・言われると・・・もっとひどかったわけです。学業はしないし、危険な悪さはしほうだいで、親を心配させたものです。そんな訳で我が子の勉強を見たということは初めての経験でした。国語では私が書けない漢字がいくつもありました。『尊王攘夷』とか『天誅』という単語が出てきますがとても書けません。教科書に出てきた『縛る』とか『慌てる』いう漢字を見て、おう!そうだった!と思うくらいですから・・そんな次男も性格は明るいし素直ですから当然私の方が負け!という事にしておきましょう。

 さて、その最初で最後になるであろう個人レッスンの後、午後3時半くらいから宇品【うじな】という場所に友人と植物観察に出かけました。途中、旧宇品線に咲くタチアオイの花を撮影しました。画像は花が盛りをちょっと過ぎているせいでしょうか、よくありません。でも、この花の下に、かつて広島駅と宇品港を結ぶ鉄道が敷かれていました。私も記憶に残っていますが、蒸気機関車がバラックの残る町中【段原町・霞町】を黒煙を上げながら学生や通勤者を 2〜3両の客車に満載して、こぼしそうにして運んでいた事・・40年前でしょうね。
戦時中はこの鉄道を利用して多くの兵士が宇品港から戦地に旅立ったと言われます。題名が『港』という曲・・・

           搭も港も夜(よ)ははれて、月に数(かず)ます船のかげ♪・・・・

参照 = http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/minato.html》で始まる歌、この歌も宇品が舞台となって作曲されたと聞きます。・・
宇品での観察で先ず目にとまったのが甲虫類のマイマイカブリでした。マイマイとはデンデンムシのことですので、デンデンムシをガブリと噛んで食べてしまう虫であるからこの名前が付いたのですが、友人はこの虫を撮影してる時に太ももあたりをガブリとやられまして、私は My My Kaburi が本当の意味ではないかと思った次第です。国有林に指定されているこの照葉樹林帯は貴重な動植物の宝庫でした。農薬を散布していないせいか昆虫類がたくさんいます。シマヘビも私たちの姿を見てそっと茂みに隠れていきました。
友人は甲虫類の Authority でして目の前に出現する全ての虫達の名前を言い当てます。それにしましてもこの狭い空間になんと多くの虫がいることか!珍しい玉虫の仲間!数種類に及ぶコガネムシの仲間!ハチの仲間!蝶の仲間!カミキリムシの仲間!etc・・・・少し日のあたる開けた場所にネジバナがありました。これもれっきとした日本の野生蘭!その小さな花の一つ一つにラン科の特徴をしっかり継承していました。

      
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