薬王堂気まぐれ通信使 33 99・11・28
Yakuoudo Capricious Communications Satellite yakuoudo@enjoy.ne.jp

今週は先週からの風邪を引きずりながら仕事をしましたのでくたびれています。
それでも28才年上の友人三上氏と近くを散策いたしました。根性!
今日は瀬戸内沿岸の呉線沿岸域を観察してみようということになりました。呉を過ぎまして筆の県下ナンバーワン売り上げの町、川尻町【熊野筆で有名な熊野町より筆作りが盛んな町です】を過ぎ安浦という小さな町に入ります。安浦の港の沖に防波堤が有りますがなんとその防波堤は戦時中の船を利用して作られています。
その船の画像をお見せいたしますがなんとコンクリートで作られた船なんです。
全長68メートルくらい、幅は10メートル、船首部分は鉄で作られていますがその他の部分は全て鉄筋コンクリートで作られています。金属の不足した昭和19年に作られたこの輸送船は物資を運んで南方海域にも行ったそうです。
昔話で泥で作った船に乗ったタヌキが沈んでしまった・・という話し!聞いたことがありますね。ところがどっこい!
30年そこそこで朽ち果てトンネル内で落盤して新幹線を止めてしまう現代のコンクリートとは違い60年を過ぎようとしているこの船のコンクリートは川砂を使っているのか全く風化していません。しっかりと防波堤の役目をこなしていました。ついでながら船の名前は制作に携わった人にちなんで武智丸と名付けられています。安浦から万葉の町、安芸津町【正確には風早町】に入りまして塩生植物を観察しました。海岸線の自然な砂浜が護岸工事などでほとんど姿を消していますが安芸津には僅かながら塩生植物が生育する浜が残っていました。
フクド、ハママツナ、ハマサジ、ホコガタアカザなどが見られました。
その他、イソギク、カワラヨモギ(茵@)、テリハノイバラ(営実)、ヨシ(芦根)、など・・・
昔懐かしい食用貝の仲間で我々はツブニナと呼んでいましたが、その貝も見ることが出来ました。

今日は武智丸の画像で締めくくりたいと思います。
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