●今日の広島地方は晴れ、午後より小雨がちらつきました。
今日は三上万年青年【78才】と私の中学時代からの親友、畑○氏と共に東広島市を中心に植物観察してきました。畑○氏はマツダの有能なエンジン部門の技師であると共に、大空を気ままに飛び交うグライダーの現役パイロットでもあります。植物観察の領域に踏み込むのはは初めての挑戦と言います。
まずは新幹線・東広島駅の周辺のため池を観察してみました。最初に目に入ったのはヤマラッキョウの紫色の花でした。ユリ科ネギ属のヤマラッキョウはネギボウズによく似た花を咲かせます。
水辺には水中植物のヒルムシロがまだ葉を付けていました。その他、ガマがフランクフルト状の穂【ホ】をつけ、秋を感じさせます。ガマは蒲【がま】と書き、昔はその穂先の熟れて綿状になったものを集めて蒲団【ふとん】
にしたといいます。漢字が語源を裏付けます。この種類にはガマ・コガマ・ヒメガマの3種があります。
ガマの花粉は傷などの止血剤にしたことが、因幡【いなば=鳥取県東部】の白兎の民話に伝えられています。
どうもこの話しは当時の大陸の民が漢方薬を携えて、鳥取・島根辺りに上陸したことと関係が有るような気がします。大黒様は当時最新の医療の技術を持った大陸人であった!とは自説です。
その他には
リンドウ・キキョウ・セイタカアワダチソウ・アキノキリンソウ・アゼムシロ・イヌセンブリ・ガガイモ・ススキ・メリケンカルカヤ・キショウブ・アカツメクサ・アゼオトギリ・タカサブロウ・チチコグサ・チドメグサ・ツリガネニンジン・スズサイコ・クログワイ・ヨシ・チカラシバ・ネコジャラシ・シュウメイギク・ミヤコグサ・ノダケ・ヌマトラノオ・ツルリンドウ・マルバアサガオ・マルバルコウ・ヒヨドリジョウゴ・イヌホオズキ・フウセントオワタ・コウゾリナ・セイヨウタンポポ・ヒシ・タムラソウ・ノアザミ・アメリカセンダングサ・シラヤマギク・ヒヨドリバナ・キッコウハグマ・テンナンショウ・
などが見られました。
ため池を後にしまして西条を通り過ぎ福富町に向かいます。竹仁という町に小さな湿地が有りまして、そこにはミコシギクという菊が自生しています。非常に珍しい菊の種類で一見、除虫菊【シロバナムシヨケギク】にそっくりです。大陸系の植物だそうで渡り鳥の足にでも種がついて来たのではと言われています。広島県以外では愛知県で確認されています。クリや柿の実がおいしそうに熟れておりました。途中、イノシシらしき動物の姿や野生の猿を見ました。動物達も冬に備えてしっかり食べ栄養をつけなければいけない季節です。その他にはヤマゴボウ【商陸=毒性のある利尿剤】の塊根を掘り起こしまして観察しました。多年草の宿根ですが草本でありながら根の断面を見ましたら年輪が刻まれています。約、12〜13年の年輪が有りました。
岩場にはツメレンゲの白い花が見られましたし、セトノジギク・キセルアザミの花も印象的でした。
日本=広島=我が家の近辺も捨てたものではありませんね。