●今日は午後より府中町の町民の皆様に【身近な薬草】について2時間ばかりお話しをしてきました。
中国新聞に二回に渉り開催日時を公表頂きましたが、集まりました人数は約40名!まあ!いいか・・・
その【身近な薬草】の会の為に朝から薬草を採集に行きました。
可部の町を過ぎて北に行きますと、上根峠【かみねとうげ】に差し掛かります。昔は七曲がりの坂!と言われまして急な斜面をボンネットバスがあえぎながら登った難所です。丁度、太田川と江ノ川の分水嶺にあたるところです。こんな広島市の近くに二つの川の分水嶺が有るなんて?と不思議に思えるのですがそうなんです。
上根峠を上り詰めた所からしばらく平な平地が続きます。もちろんこの平地は日本海に流れる江ノ川水域です。戦時中、ここに軍用の飛行場が作られる計画が有りました。しかし終戦と共に計画は中断されました。それほど平らな地区という事でしょう。
その近くの近くで、先週お送りしましたケンポナシと同じクロウメモドキ科に属するネコノチチという植物の実がなっていましたので画像を送信します。ネコノチチとは【猫の父】ではなく【猫の乳】の意味です。
英語で書きますと、Cat's nipple というわけでしょう。 Cat's breast かな?と思って某大学の教授に質問しましたところ、乳は
breast だけれども ネコノチチの乳の意味は乳首だから nipple ですよ!と、詳細な解答を得られました。それでもラテン名はクロウメモドキ科をあらわすRhamnella
fraguloides・ 猫の乳とは無縁の名前がついています。
ネコノチチの実は若いうちは黄色、次第に赤くなりまして最後に熟すと黒くなります。まさに猫の乳、私も昔、授乳期の猫の乳に触わってみた事が有りますが、全く同じ形をしています。柔らかさは実際の猫の乳のほうが柔らかい!【当たり前です】
ネコノチチの側にミゾソバの花が咲いていました。ありふれた植物ですが近くによってみますとこんなにも美しい!美しいものは身近に有るものですね。
ネコノチチの実↓<最初は黄色でスコシ熟すと赤色、完熟すると黒くなります>
