薬王堂気まぐれ通信使bP92   2003・2・17
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

50歳を過ぎますと無理が出来なくなります。
言い換えればミスが多くなるようです。
今まではなんでもないと思って出来ていたことが出来なかったり、つまずいたりします。
判断力や運勢も悪くなるような気がします。
と言いますのも昨日は御巡りさんに捕まってお灸をすえられました。
私は公園内にマイボートを係留してるんですがそこに入るまでに約20メートルほど歩道上を車を走らさなければいけません。
32歳のときに船を購入して以来、一度も見つかっていなかったのに昨日ついに見つかったんです。
釣りを終えて歩道上を運転してたら正面からパトカーが来て鉢合わせ・・・
よほどパトさん!驚いたんでしょう!
直ぐに停車を命ぜられました。
怖そうな御巡りさんに免許書の提示を命ぜられ素直に従いました。
もはや減点!罰金!切符!覚悟しましたねー
『なんだ!ゴールド運転手じゃないかね!何時からこんなことしてたの?これじゃあゴールド運転手の価値はないじゃあないですか!』
まさか20年前からず〜っとなんて言えませんよねー!
『あうあう・・・』と言っているうちによほど惨めに見えたんでしょうか?
『今回だけは許しますが今後は絶対してはいけませんよ!』と言って許してくれました。
ほー・・・

と言うことで昨日は海に出たんです。     ↑(大黒神島の浜辺)
釣りはおまけで本当の目的は先日来、ニュースに取り上げられた沖美町の大黒神島を私なりに偵察する目的で上陸を試みてきました。
途中、私の別荘があるんですが今日は寄らないで直接大黒神島に行きました。

防衛庁と元・谷本町長は町の活性化を推進する目的で密かに大黒神島をアメリカ軍の夜間飛行訓練所にすることを企んでいました。
ところが平和都市・広島のイメージを担う藤田県知事、ならびに地元住人の猛反対に遭いまして計画は一瞬のうちに海の藻屑と消えました。
そこまでの経緯は皆様のよく知るところですね!
じゃあ、いったい大黒神島はどんな島なんじゃ?
ここからは皆様も詳しくないと思いましたのでサービス旺盛な気まぐれ広島人が島を紹介しようと乗り込むことにしました。
島に近づき、さてどこに船を付けようかな?っと?
何しろ無人島ですから桟橋なんてありません。
沖にアンカーを投じ浜の白砂にアンカーを放り投げ引き潮を計算したつもりで大黒神島に上陸しました。
この島はかつて有人の時代がありました。
しかし電気は来ない!水道の施設はない!買い物するにもお店はない!などの理由でしょうか?15年前に最後の一人が島を離れてから無人島になったんです。
島はほとんどが起伏の激しい山谷で構成されています。

岩石の多い地勢でしょう!平地は全くありません。
ちょうど数十キロ先の宮島(厳島)をイメージすれば分かりやすいでしょう。
山肌はシダ植物のウラジロやコシダに覆われた乾燥した花崗岩で出来ています。
島の頂は画像でも判りますように直立した岩峰が見えます。
何度か山火事に遭っているんでしょうね!モミとかツガのような大木は見えません。
海岸線はトキワススキとダンチクが生え林床にはツワブキ・ベニシダ・ヤブソテツなどが繁茂しています。
木本ではマツ・シロダモ・ナワシログミ・カクレミノ・キリ・野生のビワ・フジの仲間が雑然と生い茂っています。
わずかに平地があり人の住んだ形跡がある場所に行ってみました。
廃屋は今にも崩れそうで納屋には水田を耕したのでしょうか?小さな耕運機が放置してありました。
傍には主を忘れた紅梅と黄色のスイセンが咲いていました。

そろそろ、潮が引いて船が危ない(おまけに大潮)!と思って帰ってみると・・・
あやや!船尾が砂浜に乗り上げそうになってるじゃあありませんか!
スキーで折ったアバラがまだ痛むのに必死で船を押しましたね・・・
そんなところが判断力低下の証でしょう。
年齢を考えてこれからは行動するよう気をつけます。

つまずいてもそこは強かな気まぐれ広島人です。
メバルと脂の乗ったサバを晩のおかずにちゃんと持ち帰りましたよ!

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