薬王堂気まぐれ通信使bP91   2003・2・10
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

先週の最後に添付しましたスイセンの画像!場所がどこだか判りました?
実は話題の沖美町のスイセンなんです。
スイセンの花に見え隠れする建物は沖美町役場!
沖に浮かんでいるのがアメリカ軍の夜間訓練飛行場になり損ねた大黒神島です。

先日はオウレンの花を見たくて近くの里山に出かけてみました。
場所は太田川中流域の毛木(ケギ)八幡神社
ここの境内はオウレンの花が所狭しと咲き誇る穴場です。
毎月お世話している広島漢方研究会の昼休みを利用して行ってきました。
しかし雪の残る2月の初旬とあって花盛りには一寸早すぎました。
5〜6株、気の早い花芽が立ち上がっているだけです。
その貴重な花の姿を紹介しましょう。

キンポウゲ科・オウレン属・オウレン

日本のオウレンをラテン名で。Coptis japonica と言います。
オウレンは中国から伝えられた薬草=黄連から名付けられました。
主成分はベルベリンというアルカロイド(窒素を含む天然物有機化合物群のこと!)です。
ベルベリンはメギ科(Berberaceae)の植物に多く含まれていたことから名前となりました。
私は薬大時代に植物化学の教授から特別に可愛がっていただきましたので薬用植物に詳しいのです!
(内緒ですがその名誉教授!薬王堂気まぐれ通信使の読者の一人なんです!ニコニコ)
薬用部分はヒゲ根を除いた数珠状の主根の部分

オウレンの薬効は潰瘍や下痢・炎症を治す作用があります。
そのほか、興奮性の不眠症や出血に用います。
特に上半身がのぼせたようになって目が充血し、口内炎が出来たり鼻血が出るような時、或いは血圧が上昇した時などにオウレンを煎じて服用します。
昔は喧嘩など刃物傷による出血に鎮静と止血の目的でオウレンを熱湯で振り出し冷まして服用させました。
難しい話はさて置きまして野生のオウレンの花を見ていただきましょうね!

また昨日、広島大学医学部総合薬学科・神田博史助教授が管理する薬用植物園で咲いていたオウレンの花もありましたので下のサイトで見てください。
気まぐれ広島人も気まぐれ講師として登場してきます。↓

http://ns.31rsm.ne.jp/~hirokan/yakusou/2-9hirodai/ouren.html

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Acupuncture and Moxibustion
Satoru Yoshimoto

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