薬王堂気まぐれ通信使bP54   2002・5・20
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

19日の日曜日、地域の公民館活動に協力しまして午前中を過ごしましたが午後から気になる植物がありましたので様子を見に行くことにしたんです。
それはベニバナヤマシャクヤク↑全国の深山に生育するキンポウゲ科の美しい花です。
ヤマシャクヤクは白い花です。
それにベニバナヤマシャクヤク(アップ画像)より花期が早い!やや花が大きい!などの特徴があります。
また雌しべの先の形が反ったように著しく曲がっているのがベニバナヤマシャクヤクの特徴です。
私は鉢植えのベニバナヤマシャクヤクを四国の面河峡で買って育てたことがあります。
四国の個体は特に紅色が濃かったように記憶します。
所詮、深山の高嶺の花!平地での栽培は無理だったようで10年くらい育てましたが蟻に根をかじられて消失させてしまいました。
以来、野生で育つ草花は買ったり採取しないように心がけています。
ひんやりとした谷に入りますと道が鉄砲水で流されてほとんどない状態です。
谷川の岩の上を歩くつもりですが不安定な石の上を踏むもんですから靴の中はびしょ濡れ!
上流に行くことを拒むように倒れた杉やモミが幾重にも重なって!それでも樹肌にはカヤランなどの着生植物がありますので倒木を舐め回すように見て進みます。
こんな場所にはニョロニョロがいますので手をつく場所をよーく確認しないといけません。
熊も出る場所ですから一人で草をかき分けて進んでいると不安になる事も有ります。
それよりも首吊りか白骨死体があったらいやだな〜なんて思いながら・・・
ふっと開けた谷川の斜面に紅いベニバナヤマシャクヤクが咲いていました。
丁度いい時期でした。
明日が満開で明後日には散ってしまうだろう!人に喩えれば17〜18歳の娘のような初々しい花でした。
ここまで苦労して来た甲斐があるというものです。
回りにはタニギキョウタチカメバソウフタリシズカの花が咲いています。
満足!満足!
山の空気をいっぱい吸って!笑点に間に合うように!鼻歌交じりで帰ることにいたしましょう。
五月の太田川は雨水を集めてゆったりと蛇行しながら流れておりました。



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