薬王堂気まぐれ通信使bP48   2002・4・8
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

はい!こんにちは!薬王堂気まぐれ通信使の時間です。
昨日は大阪に会議出張!・・・
面白い話題はなかなか有りませんが、今、私の邸宅の大きな庭にはエビネが咲いています。
エビネといえば知る人ぞ知る日本の野山に自生するラン科の植物です。
根茎が節こぶ状に連なっていて海老に似ていますので海老根と呼ばれるようになりました。
広島近辺でも少し湿った谷などに分け入りますと見かけます。
しかし園芸ブームと心無い人による乱獲のため近年数が急に減ってきました。

えっ?大邸宅の庭にあるということは、あんたも心無い人種にあてはまるだろうって!
いいえ、我が家の庭にあるエビネは私が集めたのではなく、あの世の母親が買い求めたものなんです。
実直な息子は親の趣味で収集された数株のエビネを14〜15年間も世話をし、ここまで株を増やしてきたんです。
母親は確か鹿児島で買い求めてきたように思います。
世界には多くのランの仲間があります。
ランは顕花植物で最も進化したファミリーと言われ日本にもたくさんの野生ランがあります。
早春に花を咲かせるランの仲間ではこのエビネやシュンラン、ユウシュンラン、ヒメフタバランなどがあります。
ランは独特な受粉形態を持っております。
多くは昆虫によって受粉が媒介されます。
エビネも蜂などの小さな昆虫に依存して受粉を行っています。
画像で説明してみましょう。

花の正面の拡大画面を見てください。
ピンセットの先に花粉の塊が付いています。
花粉の袋の根元には粘着体というくっ付きやすい糊状のものがあり蜂などが花の色や匂いに誘われて唇弁に停まった時に蜂の背にくっ付くよう造られています。
他家受粉を旨としますので背に花粉を付けた蜂は他のエビネに飛んで行き、距から発せられる甘い匂いに誘われて、じゅうたん代わりの繊毛に足をふんばって奥に進もうとします。(横切り画像参照!)
その時に背中の花粉はメシベ先端のネバネバにくっ付くという仕組み!
上手く出来ていますねー、自然の仕組みは・・・
こんなことは人の頭で考えられるレベルの問題ではないと思います。
人の前に考えた人?がいるんですね!
それが神という存在なのか?それとも私達が気が付かない異なった次元に操作する何か?誰か?がいるんでしょうかね!



ホーム   一覧に戻る