薬王堂気まぐれ通信使139  2002・2・4
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

寒いですね!皆様。
先週、私は地元の中学校でお話をしてきました。
毎年この時期、彼ら彼女らを対象に重要なお話をする立場にあります。
何を話すか?
そう、タバコの有害性について話すんです。
画像に有りますへんてこな機械は私が考案しましたニコチン検出機器です。
Aは充電式簡易掃除機!
Bは駅で売っておりますお茶を入れるプラスチック容器!
Cは先週、中学2年の次男がカバンに隠していた押収シガレットケース!
まあ、彼の言い分は絶対に吸っていない!拾っただけ!と泣いて弁解しましたので信じることにいたしましょう。
Dの中間に挟ませたティッシュペーパーです。
Eはもちろんタバコというわけですね。
要するにEのタバコの先端に火をつけまして掃除機で空気を吸引しますと煙がホースを伝わって掃除機尻部に排出されると言う仕組み!
それでプラスチィック容器の間のティシュが見る間に茶色に変色する様を生徒に見せて肺が真っ黒けになりますよ!と脅すわけです!
我ながら、よく考えたでしょう・・・
学校薬剤師と言う立場で中学生を善の道に誘導する伝道師というわけです。
260人の生徒の前で、真っ白なティッシュペーパーが見る間に茶色に変色しますと『ワー』と驚きの声をあげます。
言葉だけでタバコの有害性を語るより、あらかじめ視覚や臭覚にうったえてインパクトを与えておきますと彼らは最後まで興味津津で話しを聴いてくれます。
最近では研究会や大学でもパワーポイント等を使い視覚や聴覚を刺激して講義を進める先生が増えてきました。
何を話すか!ということも大事ですが、どうやって聴かすか!ということも優良指導者としての重要な条件です。
それで、最後に彼らからこんな質問が出ました。

少年A:『どうして体に悪いタバコを子供が吸ったら罰せられ大人は吸っても罪にならないのですか?』

学校薬剤師:『・・・それはね!・・・害になることがわかったのは30年位前からでね・・タバコを製造する会社はその前から有ったでしょう・・大人が吸ったらいけないことにしたらタバコ会社が困るでしょう・・』

雄弁で立派な学校薬剤師はここではじめて講義をとちりました。

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