薬王堂気まぐれ通信使bP34
  2001・12・24
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

今日は万年青年と宮島に行きました!
目的?スイスの友人がシキミの実がほしい!というので採りに行きました。
友人といいましても友達の友達はみな友達!という関係で直接は知らないのですが・・
でもこのシキミ (Illicium anisatum) この前までモクレン科に分類されていたんですが最近日本に自生する一科一属の貴重な植物と分かったんです。
つまりシキミ科・シキミ属・シキミ・というわけですね。
このシキミ!実が有毒なんです。
皆さんは中華料理、特に肉料理に用いられる八角茴香(ハッカクウイキョウ)を知っていますか?
その八角茴香とシキミの実はそっくりなんです。
匂いもよく似ています。
しかしシキミの実は有毒!どうも外国で八角茴香の代用品として出回っているらしいのです。
宮島に何故このシキミが多いか、分かりますか?
有毒である為に宮島の鹿がシキミの木を食べないんです。
だから宮島では有毒植物をよく目にします。
アセビ・ナンゴクウラシマソウ・アオテンナンショウ・ハスノハカズラ・イワタイゲキ・サカキカズラ・テイカカズラなどは鹿や猿は決して食べません。
もちろん人が口にしても大変なことになります。
その他、棘のある植物も何とか生き残りますね!カンコノキやホウロクイチゴなどはその例でしょう。
今日はそんな訳でシキミを探しながら弥山(みせん)頂上まで登ってみました。
ロープウエイから下を見ますとタマミズキの赤い実がきれいでした。
カギカズラ(釣藤)も繁茂しています。
ヒサカキ・カンザブロウノキ・ミミズバイ・サカキ・オガタマノキ・モミ・アカガシ・ウラジロガシ・ウリハダカエデ・ソヨゴ・クロバイ・クロキ・ヤマグルマ・タラヨウ・ヤブツバキ・コウヤマキなどが宮島独特の樹林を形成しています。
今日、特に印象的でしたのはアカガシのドングリと岩肌に張り付くようにして群生するマメズタランが確認できたことです。
岩陰に大きなマンネンタケ(霊芝)もありましたね。
80歳と52歳の風変わりな二人が山の上で『あった!あった!』と、はしゃいでいる姿!皆さんは想像出来ますでしょうか?
宮島は何時来てもいい!        (上の建物は永年消えずの火が収められているお堂)

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