薬王堂気まぐれ通信使 bP12   2001・7・15
  Yakuoudo Capricious Communications Satellite

今日は万年青年とともに、また大自然の中へ。
天気予報では一部雨が降る!ことになっていましたが広島を出発する頃は日がさしていましたので雨具の用意をしないで出発!これがまずかったですね。

吉和の冠山頂上付近まで登った所でバケツをひっくり返したような豪雨に見舞われました。
熊に注意!などの標識がある中、辺りも暗くなるし心細かったので即下山です。
でも登山中は快適だったんですよ!ヤマアジサイの色違い花を楽しみながらカラスアゲハが乱舞する林道を登ったんです。
雨後の林道にはガマガエルがたくさん出てきていました。
全く人見知りをしませんので簡単に捕まえられます。
昔、南アルプスのキャンプ地で焼いて食ったことがありますが美味しかったことを思い出します。
今はそんな事はしませんよ!
山で出会った植物を紹介してみましょう。


まず
@はキツリフネ、花を船に見立てて命名された植物です。
Aはトチバニンジン、栃の木の葉に似た薬用植物です。
もう少しで実が見事な赤色に変化します。
Bは先ほども紹介しましたヤマアジサイ、見事な群落ですね。
Cはヤマジノホトトギス
いろいろなホトトギスがありますが花びらの斑紋を鳥のホトトギスの模様に見立てて名づけたようです。
Dはキツネノカミソリです。この花はかなり下界に下りてきたときに見つけました。
もうこの花が咲く時期なんですね。赤がとっても美しいですね。
花の切れ込みが鋭い印象からこんな名前がついたのでしょう。彼岸花の仲間です。
そんなところでしょうか!今日は・・・

帰り際にカギカズラを見ました。
漢方薬では(かぎ)になっている部分を集めて釣藤=鈎藤鉤(ちょうとうこう)と言います。
血管拡張作用があることから高血圧や興奮を抑制する目的で用いられます。
長時間煎じますと効果が薄くなるので長く煎じ詰めないように心がけます。
釣藤は写真でも分かりますように鋭い鈎が節々についておりまして、これで他の植物に絡み付いて成長するんですね。
繁茂しますと宿主の木を枯らす事さえ有ります。
最後にカギカズラの鈎部アップ画像を添付しておきましょう。
(注=鈎は二本、一本と交互に付きますよ!)




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