●今日の日曜日は万年青年と例の如く山に入りました。
行き先は県北の筒賀村・龍頭の滝、周辺の植物観察です。
広島県は中国五県で、もっとも広い県でもあり南に瀬戸内海・大小の島々や海岸線、北にはツキノワグマの生息する深い山や谷があります。
東は帝釈峡を代表する石灰岩地域が点在し、中央には世羅台地というなだらかな丘陵高原地域があります。
植物を見ても北方系のものや暖帯・亜熱帯の植物が混在し自然を観察するには持ってこいの場所とも言えます。
広島市を起点にして日帰りで県内どこにでも行けることは私にとってありがたいですね。
特に書き記すこともない一日でしたが龍頭の滝の近くにはサワグルミの大木がスダレのような花を咲かせていました。
ランの仲間ではクモキリソウが小さな花を咲かせています。
トチバニンジンが目立たない白い美しい花を咲かせています。
その他にはマタタビがやはり白い花を枝いっぱいに咲かせていました。
シラキ・ユクノキ・ハクウンボク・イワガラミ・ヤマアジサイ・ウリノキ・バイカツツジ・ヤマツツジ・ヤブムラサキ・ミヤマシグレ・スイカズラ・アワブキ・サワダツ・コアジサイ・ホオノキ・などが花の時期でした。
すでに実を付けている植物は数えきれないくらいあります。
午後からは龍頭の滝を後にしまして芸北町の湿原を見に行きました。
トキソウ(上の画像↑)が花盛りと風の便りに聞けば足がそちらに向いてしまいました。
あります!あります!トキ色の美しい花があちこちの湿地で咲き誇っています。
特に人の集まる場所にはロープが張ってありまして湿原を荒らされないよう保護されています。
それでも足を踏み入れて近接で撮影したいのはカメラマンの心情でしょう。
私も人の見ていないことを幸いに失礼してロープを踏み越えて撮影しました。
と思いきや!後ろを振り返るとハッセルブラッドを小脇に抱えた中年の紳士が私を見ています。
ハッセルなんて!大学時代の寮監先生が大事そうに持っていたのを見ただけで私にはとうとう買えなかった高級カメラです。
それで・・しかられるかな?と思いましたが私の道に戻る様子を見て!しばらくしてロープを超してトキソウの撮影に移りました。
彼は熱心に撮影していましたね!5分くらい、ミズゴケの上にうずくまっていましたかね!
すると60過ぎくらいの夫婦連れが湿原を見に来ました。
『こりゃ!中に入ったらいけんじゃないか!一人だけええ思おて、みな入ったら駄目になるじゃろう!はよう出んかい!』
次に私に賛同を求めるように話しかけてきまして
『のお!常識がない奴じゃ!困ったことよ!のお!』 と言います。
私は
『・・・・そうですね〜!』 としか、応えられないですよね!
皆さん!自然をいたわりましょう。
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