●今日の広島は雨模様。月に一度のヒコビア植物観察会の日曜日でした。
ヒコビア会はかれこれ40年近く続く広島大学・理学部植物学教室主催の植物観察会です。
私は23年前から参加させていただいておりますが、もはや古株の独りになりました。
発会当初から休むことなく参加されています三上さん。
堀川教授の後継で約25年前からヒコビアを支えてこられました関太郎名誉教授。
30年近くヒコビアの会員として植物を愛し続けておられます和田千香恵さん。佐藤京子さん。
そんな大先輩と共に今日は県北・吉和の谷を観察し至福の時を過ごしました。
小ぬか雨の吉和冠山林道には概略以下の植物が観察できました。
オオバギボウシ・ツルニンジン・チダケサシ・ジカバチソウ・クサレダマ・ブナ・イヌブナ・ミズメ・ブナ・ナツツバキ・シシウド・コウヤマキ・カシワバハグマetc
数をあげればきりが有りませんのでこれくらいにしますが、とにかくこんなに種類の異なる植物が身近に生育しているかと思えば本当に楽しいものです。ミズメは別名ヨグソミネバリ=サロンパスノキとも言われ幹の匂いがサリチル酸メチル=サロンパスにそっくりの匂いがします。
ナツツバキの花は茶花として知られていますが一日しか咲かないはかない花として有名です。
コウヤマキは日本にしか生育しない貴重な樹木で250万年前から生育し続ける生きた化石的存在の貴重な木だそうです。コウヤマキで作られた棺桶は腐りにくく歪も少ないことから古来珍重されてきたといわれます。
朝鮮の古墳にはコウヤマキで作られた棺桶【土葬】が有ることから日本からの最も古い輸出品の一つではないかと言われています。【三上説】
観察会を終え、三上さんと関先生とで山口県冠山山麓ににマンシュウボダイジュを一寸見に行きました。
今日はラン科のツチアケビ↓がありましたので画像を送信します。
この植物はコナラ・ミズナラなどに腐生する葉緑素を持たないランの仲間です。
秋にはソーセージ様の紅い実をつけますので目立ちます。
実は乾燥させ煎じて服用することで催乳【乳だし作用】作用が有ると言われています。
よく見ますとツチアケビの横にナラタケ【厳密には同定していません】が有ることが確認できます。
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