LECTURE / GEOGRAPHY

レクチャー5:イタリア車紀行2【いざ出発】

講師 i-yokoさん@アルファ155V6 (099/250)
科目 地理学2-2
講義の概要 単身でイタリアに渡り、クルマ関係の名所を訪れた貴重な体験談の第2部
修得単位数 2単位

2.いざ出発(9月21〜22日)

 飛行機の成田出発時刻は9月22日11時20分なのだけれど、群馬を朝出て行くのは大変なので、前日は東京の実家に泊ることにした。途中、高崎線の快速電車の中で、ひたすらイタリア語を勉強しました。相変わらず、記憶容量が少ないので、未だに覚えられない。こんなので大丈夫なのだろうか?
 イタリアに行ってからでは、地図を買う暇がないので、渋谷の本屋でイタリア全土のロードマップ(1:300000)とボローニャからマラネロを含む地方マップ(1:120000)を購入した。もっと縮尺の大きい地図があればいいのに…。ちなみにこの地図では、アルファロメオ博物館のあるアレーゼ工場やフェラーリ工場の場所は全くわかりません。頼りはSolo ○lfaとCar ○agazineの場所案内のみ。大丈夫かなー。
 さて、9月22日新宿駅からウィングエキスプレスに乗り成田空港へ。それにしても9月の後半なのに、何でこんなに若い人が多いのだろう? どう見ても海外へ遊びに行く人ばっかり。まあ、いいっか。自分もその一人だし…。
 成田空港で、まず、フライトのチェックインをした。チケットはフィンランドからの乗り継ぎ便の分までくれた。ヘルシンキ空港での乗換えが20分しかないので、少々不安だったが、重い荷物を運ぶのがもっと嫌だったので、荷物を預けることにした。今考えると危険ですよね。出発まで、円をユーロに変え(結構、待った)、出国手続きをし、いざ、飛行機へ。はじめてMD11という飛行機に乗ったが、中は2列+5列+2列と案外広かった。でも、エコノミーのイスは狭いですね。体が大きい(身の丈186cmあります)だけに辛い。
 さて、離陸。いやー飛行機って速いですねー。なかなか、体験できないスピードに感激。安定飛行に入ってからは、なかなか見ることができないシベリアの大地を堪能しつつ、片言イタリア語をマスターするため、最後の追いこみに学習をしておりました。隣の席の人もイタリアに行く人で、ローマに行くとか、サッカーを見るとか言っておりました。
ヘルシンキ上空 途中、2回の食事があり、予定通り、無事、ヘルシンキ空港に到着しました。20分しか乗り換え時間がない。次の飛行機に急がねば。飛行機を降りると○ィンランド航空の日本人スタッフが「乗り換えの方はおりますか?」と声をかけておりました。「はい、ミラノに行きたいのですが…」というと、その人いわく、「今なら、何とか間に合います。急いで行ってください!」 正直、「えっ!?」と思いました。乗換え指定機では??? まあ、いいか、間に合うならと、急いで入国審査(ここからユーロ圏)をし、ミラノ行きの飛行機(○ィンランド航空)に乗り込みました。
 今までの飛行機よりも座席配列が3+3列と小さい飛行機でした。今まで日本人ばかりでしたが、急に外国人だけになってしまいました。いや、周りから見れば「自分が見なれないアジア人」と思いつつ、もう、日本語は通用しないと、片言イタリア語の、本当の意味での最後の追いこみに必死でした。途中、飛行機の中で、カルチャーショックを受けました。イタリア人だったのですが、通路に立って、わいわい、がやがやと会話を楽しんでいます。それはまるで修学旅行の貸切列車ようでした。飛行機の中では大人しく座っていることが常識だと思っていただけに、感心いたしました。さすがはイタリア人。
 さて、途中、食事をとりつつ、予定通り、ミラノのマルペンサ空港に到着しました。荷物も無事に届きました。帰りの航空券のリコンファームをしたかったので、○ィンランド航空のチェックインカウンターに行ったのですが、もう誰もいませんでした。翌日、レンタカーを借りに空港に来るので、明日、もう一度来ることにしました。
マルペンサ・エキスプレス 今晩の宿はミラノ市内だったので、マルペンサ空港から、マルペンサエキスプレス(私鉄)で移動しました。列車の切符を買うとき、早速、片言イタリア語を使ってみました。まずは「Buonasera. Vorrei un biglietto per Milano.(こんばんは、ミラノまで切符をください)」と言ったら、「ミラノですね」と日本語で返されてしまいました。手に「地球の○き方」を持っていたからでしょう。その後、英語で「3番線から次の電車が出る」と教えても貰い、最後にこちらから「Grazie.(ありがとう)」と言ったら、「Prego.(どういたしまして)」と笑顔で返してくれました。自動刻印機で切符に刻印(忘れると罰金)し、2階建ての電車でミラノのカルドナ駅に行きました。そこから、地下鉄に乗り、宿近くの駅まで行きました。地下鉄は基本的に1ユーロ均一料金で、切符は自販機で購入できます。さて、地下鉄に乗って、驚いたのは電車のドア。閉まるときのスピードが速いのなんの。日本の電車は、ドアが完全に閉まる直前に、ドアのスピードを落として、はさまれても痛くないように配慮していますが、イタリアの地下鉄は、「シャー、ダン」と速いスピードのまま、大きな音を立てて閉まります。めちゃくちゃ、痛そうです。イタリアの地下鉄を乗られる際は、駆け込み乗車は、本当に危険です。気をつけてください。ちなみに治安は問題ありませんでした。
HOTEL AURORAの中庭 駅から街中を歩いてすぐのところに、今晩泊るHotel AUROLAがありました。シャワー付のシングルルーム(トイレは共同)で58ユーロでした。外見はヨーロッパの古い建物ですが、中は非常に綺麗した。受付の人は親切で、英語もばっちりでした。最初、イタリア語で話そうとしたのですが、なかなか、口から出せなかったので、すぐに中学英語に切り替えました。でも、何とかイタリア語で話そうとした努力はわかってくれて、親切にしてくれました。確かに、逆の立場で、日本で外国人が片言日本語で話しかけてきたら、何とか答えてあげようと思いますよね。でも、イタリアの観光地でイタリア人が日本語で、なれなれしく声をかけてきたら、危険だそうです。気をつけましょう。でも、今回の旅でそんなに人には出会いませんでした。
 こんな感じで、何とか、イタリアの宿にたどり着くことができました。明日のドライブ計画を頭に入れつつ。意外とすんなり寝てしまいました。(つづく

写真上から:
・ヘルシンキ上空
・マルペンサエキスプレス
・Hotel AUROLAの中庭


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