【少女趣味】
【シュッツ】


【少女趣味】
 私のアルファ155は、最終バージョンである。クアドリフォリオのステッカーがフロントフェンダーに納車時から貼られている。そのステッカーには、当然「四つ葉のクローバー」が描かれている。
 信号待ちで止まっていると、隣のクルマからジロジロ見られていることがある。「格好いいアルファロメオに乗っているんだなぁ」と思われているのかと思えば、どうもそうでもないようなのである。…というもの、視線がそのクアドリフォリオにだけ向けられているからである。我々アルフィスタやちょっとクルマに詳しい人なら、あのステッカーに込められた歴史や意味を知っている。ただ一般ドライバーや子供たちにとっては、単なる「四つ葉のクローバー」のステッカーとしか映っていないだろう。
『少女趣味』の変なステッカーを貼った、あまり見かけない赤いクルマ。世間の8割の人からは、こう思われているに違いない。

(2001年5月)


【シュッツ】
「一速と二速の間にコブがある!」
 納車されてすぐに自分の155を運転した時に思ったことである。一速から二速へシフトレバーを手前に引く時に、ひとつ「山」を越えなければならないようなフィーリングだった。徐々に馴染んでいって、あまり気にならなくなった。
 車検を機にミッションオイル交換をした。「シブくなるかも?」という心配もしたが、少し「コブ」が復活しただけで悪くない。それどころか、シフトチェンジの瞬間にレバー周辺から『シュッツ』という音がするようになった。その音の原因が、機構によいものか悪いものかはわからないが、操作が気持ちよくなったのは確かである。

(2001年4月)


アルファロメオ無責任辞典 by 編集長さんま

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