トップページのイラストを描いてもらっている、我らがOSAMさんが5月3日、広島ローカルの人気テレビ番組「テレビ宣言にゅ〜」の「あなたが主役!?テレ宣情報ネットワーク」のコーナーに出演されました。
その時の模様をHP上に再現してみました。
【スタジオにて】
児玉アナ:このコーナーは、みなさんから寄せられました面白情報をいち早くキャッチしまして紹介していこうということなんですけども…。今日はまずこちらをご覧いただきましょうか。
馬場アナ:こちらのカレンダーの素敵な絵を、ちょっとご覧いただきたいんですけど…。ジャン!
児玉:(プジョー205T16を見ながら)このクルマ、雪の中のクルマですね。
馬場:そしてこちらも…。
児玉:(フィアット500を見ながら)可愛いクルマ。これですね、絵筆や版画とか、そういう絵じゃないんですよ。一体何で描いてある絵なのか、それでは、こちらをご覧いただきましょう。
【OSAMさん宅の玄関にて】
三浦:こんにちは! よろしくお願いします。OSAMさんでいらっしゃいますか?
OSAM:はい。
三浦:イラストレータと伺ったのですが…。
OSAM:ええ、絵を描いています。
三浦:絵がお好きそうな顔ですね。失礼ですね、初対面から…。
OSAM:いいえ。本当に好きなんです。
三浦:ああ、そうですか。
【OSAMさんの部屋にて】
三浦:じゃ、ここがお住まいなんですか?
OSAM:仕事場兼住宅。
三浦:それにしては、あまり生活感がないというか、何もないんですけど…。
OSAM:わざとそういう風にしているのです。
三浦:どうしてですか?
OSAM:あまり生活感があるような絵を描いていないつもりなんで…。パソコンで描くのが最近はメインになっています。
三浦:えっ、どのパソコンで描いていらっしゃるんですか?
OSAM:あれです。
三浦:こちら? えっ、これで描けるんですか?
OSAM:はい。
三浦:えっ、これって制作中ですか?
OSAM:やってみましょうか?
三浦:ぜひ見せてください。
OSAM:(ペンタブレットを使いながら)このペンで描くんですけど…。この上に置いたら反応するんですよ。ちょっと大きくして…(手を動かして)…って描いていくんです。
(スタジオの児玉:細かいところはこうやってパソコンの画面を大きくして描いているのです。)
三浦:えっつ〜。今のはどこを描いたんですか?
OSAM:このあたりになるんですけど…。
三浦:ここの細かいグラデーションを先ほどペンで描かれていたわけですか? これをだんだん大きくしていくと…。ホントにこの、ちょっとしたところだったんですね。
OSAM:そうですね。
三浦:だいたい一枚、何時間くらいかかるんですか?
OSAM:だいたいひと月前後ですかね。
三浦:えっ、このパソコンに向かってひと月も。
OSAM:そうです。並行して何枚も描きますけど…。
三浦:それって手で描いた方が早くないですか?
OSAM:手だと完成する時間とか、全部色を塗るのにも、かなり手間がかかるんですよ。パソコンだと、今のは、たまたま細かい作業でしたけど、全体塗るのは簡単なんで…。
三浦:そうですか。手で書くよりパソコンのいいとこってどんなとこなんですか?
OSAM:何枚も複製ができるところですかね。
三浦:コピーがしやすいということですか?
OSAM:手書きの方は、全く無理ですからね。失敗したような感じがいい面もあるんですよ、筆で描いた場合は…。これだと全部失敗した感じも計算して描かないと出ないんで…。
(スタジオの児玉:失敗を考えて失敗する。)
三浦:じゃ、コンピュータだと、ピッと描けるんですが、それを失敗したようにというか、滲んだように描くという技術?
OSAM:技術というか、狙いなんです。単純にデジカメで撮って取り込むんだったら簡単なんですけども、パソコンでは…。誰がやっても同じ絵になるんですが、そうじゃない絵が描きたいからです。
三浦:私、描いていただけませんか?
OSAM:人間は描いていないのです。
(スタジオの児玉:人間は描いていない。)
OSAM:人間は描いていないのです。動物は描くんですけど…。
三浦:動物じゃないですか! 人間も!
【スタジオに戻って】
児玉:三浦さん描いてもらえなかったみたいですけど…。
馬場:驚きましたね。
児玉:よくみなさん見てみてください。本当に筆で描いたみたいに細かい部分。
馬場:今日作品をお借りしてきたんですが、このポストカードとても綺麗ですね。
児玉:特に数字とはアルファベットなんかの部分が、これ、あのパソコンとは違う筆で描いたようなニュアンスが綺麗にでているんですね。
馬場:そしてそれだけじゃないんですよ。見てください。こんなTシャツにもなってしまうという。Tシャツも作っていらっしゃるんですねぇ。
児玉:こういう作品がすべてインターネットで今は手に入るそうです。
馬場:すごい人気なんだそうですよ。この作品を作っていらっしゃるOSAMさんには会員番号47番になっていただきました。
児玉:いやあ、本当に驚きます。これだけ細かいところまでパソコンで描けるもんだなあ、というのが、あまりパソコンに詳しくない僕には驚きだったのですが…。
馬場:ご本人と話してみましょうか。
【OSAMさん電話で登場】
児玉:OSAMさん、こんにちは、ビックリしました。まずなぜパソコンでこういった絵を描こうと思われたんですか?
OSAM:元々絵は描いていたんで、たまたまパソコンを買ってちょっと遊びで始めたんですけど…。
馬場:元々絵はお好きだったんですか?
OSAM:はい
児玉:ただ、アルファベットとかですね。ああいう部分が…筆で描いたようなブレがありますよね。あの辺は全部計算なんですか?
OSAM:そうですね。
児玉:一番難しいところというと、どういう感じのとこですかね?
OSAM:割とはっきりした線になってしまうんで、冷たい感じになりがちなんですよ。それをいかに、こう柔らかいタッチを出すかいうのが一番苦労します。
児玉:OSAMさん、クルマしか描いてらっしゃらないんですか?
OSAM:あと動物とかも描くんですけど…。
児玉:リポーターの三浦さんはダメなんですか? モデルじゃ?
OSAM:いやあ、そういう訳じゃないんですけど…。クルマを描くときでも、その「物」を描くんじゃなくて、自分がどう感じたかを表現してるつもりなんですよ。初対面でいきなり描いてくれといわれてもなかなか…。
児玉:じゃあ、三浦さんが何回も通えば、いずれは…?
馬場:熱意を持って通えば…?
OSAM:えっ、そういうことですね。
児玉:作品はどうなんでしょう? インターネット上で見られるのですか?
OSAM:ホームページがありますので…。
児玉:OSAMさんのホームページを探せば、この作品を見ることができると…いうわけですね。
今後もいろんな作品に、いろいろチャレンジされますか?
OSAM:だいたい月2枚はインターネットで発表するようにしています。
児玉:じゃあ、また素敵な作品をどんどん描き続けてください。これも「描く」でいいですよね?パソコンですけど…。
OSAM:はい。
児玉:じゃあ、描き続けてください。
児玉、馬場:どうも今日はありがとうございました。
(2001年6月)
無責任ア・ラ・カルト by 編集長さんま