Books


読みもしないのにどんどん貯まる・・これがカメラ関連の書籍・資料(カメラ好きなら、みんなそうですよね)
その内でも主だったものをいくつかご紹介したいと思います。

オリンパス偏愛者のあなたに・・・
クラシックカメラ専科(オリンパスのすべて) 左1画像
朝日ソノラマ出版の歴史の長いカメラ雑誌で、収集されているファンの方も多いようです。  ただ古い号はなかなか見つけることが難しく、古書店の販売価格もプレミア価格となってしまっています。  私自身は、外国製カメラにはあまり興味がないこともあって、国産カメラに関する号を主体に所有しています。  特に、第20号「オリンパスのすべて」には私の好きなペンシリーズに関する内容も多く掲載されており、お気に入りの1冊です。

ズイコー夜話 右1画像
朝日ソノラマ発行(昭和58年:桜井栄一著、現在絶版)
地元のいわゆるリサイクル本の大規模店の100円コーナーで幸運にも入手できたものです。  ずっと探していたのですが、オークションでは7000円前後、古書店でも10000円程度で取り引きされている高価な本なのです。  見つけた時、にわかには信じられずしばらくたたずんでしまいました。
著者の桜井さんは、オリンパスの社長まで務められた方で、同社のカメラ開発等の裏話もうかがえる楽しい内容となっており、 「オリンパスフォトグラフィ」(ファンクラブ会報)に約5年間にわたって連載されたものを1冊にまとめたものです。

50年の歩み 左2画像
オリンパス光学工業株式会社自らが、昭和44年に発刊した社史です。(非売品)
海外のものに負けない品質の顕微鏡の開発に始まるオリンパスの歴史が克明に記述された、写真多数&内容充実の449頁、そして布表装という立派な1冊です。 



オリンパスのすべて 右2画像
平成13年2月にえい出版より発刊されました。
内容は、OMシリーズ(一眼レフ)とペンシリーズに関するものが主体となっています。  非常に良くまとまっていて、この内容で1500円は安いと個人的には思っています。  
また、この本の購入をきっかけ?に、ペンシリーズの愛好家がOMシリーズ(特にOM−1、M−1)を購入してしまうという影響を与えた罪な1冊なのです。



季刊クラシックカメラbP2(特集:小さな巨人オリンパス)
左3画像
平成13年7月に双葉社より発刊されました。
OMレンズを使用してのプロ写真家の作例は見ていて非常に素晴らしい!
ペン関係では、珍しくペンWが4頁にわたって特集されおり、ペンWにぞっこんの私としてはそれだけでうれしくなってしまいます。



ニューフェース診断室(再録シリーズ:オリンパスの軌跡)右3画像
アサヒカメラ別冊として平成13年7月に発刊されました。
もともとアサヒカメラには「ニューフェイス診断室」という新製品をいろいろな角度から丸裸にしちゃうコーナーが連載されていますが、これをメーカーごとにまとめたのがこの再録シリーズです。
さて、肝心な内容だが、これはおもしろい!
ペン関連で掲載されているのは、オリンパスペン、オリンパスペンD,オリンパスペンF、オリンパスペンEMそしてオリンパスペンFTの5機種で、その他にもオリンパスの各機種が、いっぱい掲載されています。
何といっても、各機種の発売当時の評価記事をほぼそのまま掲載しているのだから、読みながらナンだか思わず微笑んでしまいます。



カメラGET!vol.12 左4画像
平成13年9月に学研より発刊(隔月発行)されました。
ハーフ一眼レフの特集としてペンFシリーズ&京セラ・サムライが紹介されています。(ペンFに関する部分は、恥ずかしながら私CANが文・写真を作成してます)


OLYMPUS PEN FT GUIDE BOOK 右4画像
発行年ははっきりと分かりませんが、この本のなかには、比較的後で発売された38mmパンケーキレンズやマクロレンズが紹介されていない点から、ペンFTが発売されて間もなく発行されたものと思われます。 出版元は、オリンパス光学工業株式会社なので、正真正銘の公式ガイドブックと呼べるものです。
内容は、機構編、撮影編、交換レンズ編そしてアクセサリー編の4部構成で、総ページ数は58ページと充実したものとなっています。


ハーフカメラ狂、ご用達

使えるハーフサイズ


双葉社発刊・飯田 鉄氏著のハーフサイズに関する情報・使い方等、ハーフ好きにはたまらない1冊です。
特に、ペンFシリーズの交換レンズ群については作例を含めて紹介してあり、レンズ実物は買えないものの夢を見させてくれます。
なお、この本は販売中だと思いますので、書店注文で入手可能です。
表紙見てるだけで楽しいですね(1700円+税)


甦れ!ジャンク
カメラ修理のABC


朝日ソノラマ発刊、現代カメラ新書bV4・中 一訓氏著(絶版)
アマチュアにも入手しやすい工具・材料を使った修理方法等、比較的平易な表現でカメラ修理方法が記載されている名著です。
この分野では、国内唯一の本だと思います。
そうは言っても、なかなか理解するのは容易ではありませんが、この本を横に置いてジャンクカメラに取り組めば、かなりの勉強にはなります。
残念ながら既に絶版のため、入手は結構は困難ですし、なかなかのお値段となります。(復刊が望まれます)

参考までに、この本の「はじめに」の部分を紹介します。
・・・
ジャンク箱をひっくり返したら、「ジイー」とセルフタイマーが動き出したり、明暗でメーター針が「ピクッ」と振れたり、心を動かされる瞬間が多々あります。壊れたからといって捨てられたのでは、折角この世に生まれたカメラがかわいそうというもの。
・・・そうなんです、この本は古きカメラをいかに大切に元気な状態で使っていくか、その助けとなる1冊です。



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