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数あるペンF用のレンズシリーズの中で、最広角なレンズがこれ(G.ZUIKO 20mm3.5)です。 同スペックのレンズとしては、当サイトでも紹介している、通称おバカレンズのコシナ20mm(OM用)がありますが、それはそれとしてどうしても入手したかった1本です。 (どうしても欲しいものが多くって・・・) 幸いにもこのレンズ、レンズ&外観ともに状態の良い物を、個人売買で比較的安価にお譲りいただけたものですが、一般市場での購入となると結構なお値段のようです。 35mm換算すると28mm相当の、ペンFシリーズ唯一の生粋の広角レンズ、楽しいですよ。 |
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OLYMPUS Photographyに掲載された解説をご紹介・・・ 20mmF3.5のこのレンズは、画角73度、35mm判の28mmに相当する広角レンズです。 この程度のレンズになると、広角というよりは、むしろ超広角に属するレンズといえましょう。 焦点距離が、標準レンズの半分と短く、写る範囲はその4倍もの広い範囲を一度に写しこめます。 また焦点距離が短いだけに被写界深度もぐっと深く、0.7mに合わせてTTLナンバー4(F16)に絞ったときなどは、無限遠のものから35cmのものまでシャープに写ります。 35mm判では撮れない写真が写せるのも特徴で、カメラブレさえ気をつければ、まずピンボケの写真を作る心配はありません。 25mm広角ではものたりないと思われる方がふえたせいか、超広角に属するこのレンズも、最近では広角らしい広角レンズとして一般的に使われるようになりました。 ◆レンズ◆ 6群7枚構成のこのレンズは、画角73度の本格的なレトロフォーカスタイプの超広角レンズです。 ボディのレンズ取付面からフィルム面までが29mmあるのに、焦点距離が20mmしかないのですから、普通ならレンズがボディの中に入ってしまいます。 それではミラーにぶつかるので、レンズの前群に強い球面の凹レンズを配して主点の位置をフィルム面側に残しながら、レンズ全体を前に引張ってきてあります。 同じタイプの35mm広角レンズに比較して、前の凹レンズを2群3枚に分割し、より強くなった凹レンズのために出てくるコマ収差やディストーションを補正するとともに、第2群を接合レンズにすることによって、色収差や非点収差を十分に補正し、きわめてコンパクトにまとめてあります。 超広角レンズでありながら、ディストーションが標準レンズなみと非常に小さいうえ、高い解像力を示すよいレンズです。 |
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◆機構◆ 大きくなりがちな超広角レンズではありますが、F1.4の標準レンズと同じ大きさで、大変小さくまとめられています。 外観や各部の構成、その操作性などは標準レンズや他の交換レンズと同じに統一されています。 自動絞りで絞り目盛は切換えつきの絞り環にTTLナンバー0から4、Fナンバー3.5から16までうってあります。 フィルターは43mmねじ込み式、標準レンズや他の広角レンズ、70mm、100mm望遠レンズと共用です。 フードは45mmかぶせ型で、25mmF2.8と共用になっています。 写せる距離は無限遠から20cmまで。 20cmの最近接距離では、17×13cmのものが写ります。 |
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残念ながら所有していません・・・ |
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OLYMPUS Photographyに掲載された解説をご紹介・・・ F2.8という明るさは、F用広角レンズのなかでは一番明るいので、ファインダーも見やすく、ピントも合わせやすいです。室内や暗いところで広角が必要な被写体では、その明るさが偉力を発揮します。 ◆レンズ◆ 5群7枚構成のこのレンズは、レトロフォーカスタイプの明るい広角レンズです。このクラスではややぜいたくな、ビオメーターを基本とした設計になっています。レトロフォーカスタイプでF値を明るくすると、色収差、球面収差などが大きくなり、性能が悪くなりがちです。だがこのレンズでは、前玉を2枚に分離して色収差をとり、前群をやや前に離すとともに、ビオメータータイプを基本に配して、球面収差、コマ収差十分にとってあります。像面湾曲やディストーションに小さく、よく補正されています。 |
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◆機構◆ 外観とか各部の構成や操作性などは標準レンズと同じです。自動絞りでTTLナンバー0から5、Fナンバー2.8から16。フィルターは43mm、標準レンズなどと共用、フードは20mmF3.5と共用。近接距離も25mmF4と同じです。 |
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2001年12月にオークションで入手した、初めて入手したペンF系純正の準広角レンズです。 F値が4という数値なので、ファインダーからの眺めはどうしても暗めになってしまっていますが、屋外では全く問題は感じません。 寸法もコンパクトで、焦点距離も25mm(35mm換算=約35mm)と使いやすいので、お散歩カメラのお供には結構良いかもしれない、と思います。 ペンWと同じ焦点距離で、その写りが気になるところですが、まずまずといったところでしょう。 ただ、このレンズを手に入れてしまうと、次には必ず20mmが欲しくなってしまうのよね〜普通の人は。 OLYMPUS Photographyに掲載された解説をご紹介・・・ |
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25mmレンズは、35mm判の35mmレンズに相当し、広角レンズの中で、最も一般的なものとして設計されたものです。 画角62度と標準の2.3倍も広い範囲が写るわりには、広角レンズ特有の遠近感の誇張が少なく、比較的使いやすい広角レンズです。 明るさをF4にすることによって、F1.8標準レンズと全く同じ大きさにし、コンパクトなレンズになっています。 ◆レンズ◆ 5群5枚構成のこのレンズはレトロフォーカスタイプです。 この種の難点ディストーションを1.2%以下と非常に小さくすることに成功。 またペッツバルサムが小さいこともひとつの特徴です。 像面湾曲も、非点収差もよく補正されています。 明るさもF4におさえ、小型、高解像力、クセのない良いレンズになっています。 |
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◆機構◆ 外観、機構、操作性などは標準レンズとまったく同じです。 自動絞りでTTLナンバー0から4、Fナンバー4から16。 フィルターは43mm、標準やほかの広角レンズなどと共用。 フードは45mmかぶせ式で標準レンズと共通。 最近接距離25cm。 17×13cmのものまで写せます。 |
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