Another Half


Ricoh AUTOHALF S

これも私のものではありません。妻が自分用に購入したもので、私はお金を持たされて中古店で購入してきただけです。 
オートハーフはカバー前板のデザインがいろいろとあってコレクションされている方も多いかと思いますが、我が家では前板を引っ剥がしてアルミのパンチングパネルを貼ってオリジナル化しています。 
もともとボディに厚みがあるのと滑りやすいため、妻の小さな手ではホールドしにくかったのですが、すべり止め効果とクールなイメージを狙って手を加えてみました。(自分のカメラだと、こんなことはできなかったかも)  
世界に1台のオートハーフって訳です。 なかなかイケテルと思っています。
描写力にはなかなかのものがありますが、同スペックのレンズを持っているペンWには勝てないかなあ…
比較テストも今後掲載していければ、と思っています。


Ricoh CADDY

このキャディ、実はジャンク品として中古カメラ店のウインドウの片隅にほぼ忘れ去られたように置かれていました。
外観は白い粉が吹いたように錆びかけ、レンズも埃まみれ。  
でも触ってみると、シャッターは低速に問題あるもののまずまず。  
そして軍艦部上部に見える直読式露出計も、針の振れは悪いもののなんとか生きてる様子。
こうなると保護して帰るのが私の務めとばかりに、中古屋のご主人に2000円でわけていただいて来ました。
ボディの汚れはポリッシャーでかなりきれいになり、レンズ部はクリーナーで掃除したところ非常に良い状態であることが判明!
ただし、セレン式の露出計は2段程度アンダー表示のようです。
このカメラ、レンズがペンWと同スペックの25mm2.8なので、ちゃんと使えばなかなかのウェポンになるかも!!

Canon AUTOBOY TELE-6 

ハーフ・フルの切替可能なちょっと変わったカメラ、1988年(昭和63年)発売のCANON AUTOBOY テレ6を入手しました。
35mm F3.5広角&60mm F5.6望遠を内蔵した
2焦点AF35mm全自動カメラです、テレコンバーター(別売)を60mm時に装着すると、焦点距離がハーフで110mm(フルでは75mm)に変わります。
ファインダーは画面サイズ(ハーフ・フル)、焦点距離の切替に連動して視野倍率と視野の大きさが変化するという優れものです。
ハーフとフルの切替操作は、フィルム室内にある黄色いツメを動かすことで可能となります。
右図
このツメを「×2」の表示方向に動かすと、左右から観音扉式の遮光板が出てきて画面サイズをハーフに切り替えます。
また、ファインダー視野も同様に縦長視野に変身します。
その他にも、シャッターを押した瞬間にレンズが飛びだしすぐにひっこむユニークな機構を備えたレンズ等、おもしろ装備がてんこもりです。
ハーフ関連では、京セラ:サムライに匹敵するオートカメラといえると思います。



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