OLYMPUS-PEN EE series


OLYMPUS-PEN EES
これは実は私のものではありません。娘に誕生日プレゼントとして送ったものです。 確か中古店で7000円だったと思います。
購入当初は低照度を示す表示(通称、赤ベロ)の動作が鈍く、それをネタにいくらか値引きしてもらったのですが、ちょっと使っているうちに快調になってしまいました。 (中古店のご主人申し訳ありません)
娘はこのカメラを使い捨てフィルムがわりにせっせと使っておるようです。




OLYMPUS-PEN EES-2

4点ゾーンフォーカスと30mmF2.8の明るいレンズを装備する、EEシリーズのなかではある意味ハイエンド機種として位置付けられるEES−2です。

この個体は、オークションで入手したものですが、実際の購入動機は、おまけとして出品されていたパンフレットでした。
届いたEES−2を早速チェックしてみると、シャッターは動くものの、明暗に対して絞りは全く変化せず、露出不足の際にファインダー内に出てくるはずの赤マークも全く動いていません。
おまけにレンズは薄汚れ、外観もかなり汚れている状態でした。
幸いにもトップカバーを外して見ると露出計は健在だったため、お勉強も兼ねてこのカメラの修理に挑戦。 何とかうまく復活させることができました。

さらに、外観は、メッキ部分のクリーニングとシボ革をうぐいす色のものに交換したことで、見違えるような姿に大変身! オリジナルのグッドデザインが更にキュートになったと、自分では思っています。

実は、今回の修理では、分解時にマークしていた前玉のピント位置を、作業中にベンジンで誤って消してしまうという大失敗をやらかしてしまいました。  その結果、ピント調整までやらないといけない羽目になったのですが、ちょっと不安だった試写結果も抜群で、今更ながらにこのカメラの実力を再認識させられました。
※上の画像は、オリジナルのEES−2パンフレットに合成してみたものです。




OLYMPUS-PEN EED
F.ZUIKO1.7という明るいレンズを搭載したペンEEDです。
このカメラは、実は一度持っていたことがあったのですが、一旦売却した挙句に、またまた購入したものです。
はっきりとしたBOXYなスタイルは、ペンシリーズの中ではかなりの異彩を放っています。
底の部分に電池ボックスのふたがあるのが右画像でも確認できると思いますが、EEDには電池(水銀電池MRー9)がいるんです。
現在は水銀電池は国内生産はされていませんので、@電池アダプター(実勢価格2500円前後?)を購入して市販されているボタン型電池を利用するか、またはA輸入物電池(1000円/個)を購入するか、どちらかの方法で電池の問題を解決するしかありません。
使用感は、その
独特なシャッター音が好きになれるかどうかが、感覚的な面では大きいファクターのような気がします。(シャーみたいな、他のペンではあまり馴染みのない音なのです)
実用面では、明るいレンズのお蔭で、高感度フィルムと組み合わせることで、活躍の場は広いと思います。
基本コンセプトはEESの上級機(EE化)ということなので、絞り値とシャッター速度の関係を自分なりに考えて色々な撮影を楽しむ・・そんな使い方はできませんが、気軽にパシャパシャとシャッターを切る・・そんな使い方にはGOODな1台だと思います。


OLYMPUS-PEN EF ヨルペン 
EFは、オリンパスペンシリーズの最後を締めくくるモデルとして1981年4月に登場した。 
最大のポイントは内蔵フラッシュが装備され、夜間・暗所での撮影が容易になったことだ。
また、この内蔵フラッシュ、特殊な電池ではなく、単3電池1本で作動してくれるところもありがたい。 
フラッシュの内蔵化に伴い重量増が発生するが、ボディの随所に樹脂素材を使用することによって、これに対応している。
また、これは個人的意見だが、やや大型化した本体サイズを小型に見せるため、それまでペンW・ペンSにしか存在しなかったブラックボディを採用したのではないだろうか。
描写力はさすがにZUIKOであり、しっかりとしたものだ。
最短撮影距離は1.4mとやや不満もあるが、旅行などに携帯するペンとしては、今でも最もお勧めできる1台だと思っている。

HALF MOONでは、ペンEFを
「夜ペン(よるぺん)」と勝手に命名してしまうのだ。


現役引退 PEN EE
これはジャンクで3000円(高い!)で購入したものです。 買った時点では確かに動いていたんですが、色気をだしてレンズ回りのクリーニングをしようとしてやっちゃいました…
しょうがないので、貼り皮を茶系のトカゲ柄(実はいらないカバンから調達)に取り替えて、金属部分を磨いて、今では玄関のお飾り(またはパーツ取り用)と化してます。
本当にごめんよぉ〜

さて彼女?の現在は、(
右画像)小さ過ぎて見えないかと思いますが、我が家の玄関の下駄箱の上、天然木の板の上で、周りをゲゲゲの鬼太郎と仲間の妖怪に囲まれています。
宅急便のおじちゃん達も、我が家に訪れた時には結構気がついてくれているようです。
なんだかくつろいで余生を送っているようにも思えます。


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