ハーフサイズカメラって・・・何? |
ハーフサイズカメラがどうして好きなのか・・・・ 私の理由はごく単純です。 それは35mmフルサイズ(いわゆる普通のカメラ)の倍の枚数の写真撮影ができるから、という当たり前の理由です。 また、自分専用のカメラとして持たされた初めてのカメラがオリンパスペンだったことです。 1コマ面積が通常の半分であるハーフサイズは、本当に画質にこだわるハイアマチュア・プロフェッショナルのニーズには合致しない面があるかもしれません。 なんといっても、下画像のようにフィルム上での大きさが約50%(35mm画面寸法:24×36mm、ハーフサイズカメラ:18×24mm=35mm映画)なのです。 ハーフサイズカメラというニックネームもここに由来しています。 大きく引き伸ばすと差が顕著になるのは当然! |
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ただ実際に使い始めると、それまで思っていたこととは「ちょっと違うかな?」と考えるようになるでしょう。。 現代のフィルム性能は古き時代のハーフサイズカメラに使用されていた当時のフィルムとは格段の差で向上しています。 私を含め多くのみなさんは、サービスサイズでの写真の世界を楽しまれていると思いますが、このサイズでは大きな差を感じることはないと思います。 また、一部の高級コンパクトを除く現代のほとんどのコンパクトカメラに使用されているのは軽量プラスティックレンズです。 それに対して、当時のカメラ達は立派なガラス?のレンズを装備しており、描写性能には各社それぞれの特性を持ったすばらしいものも多く存在しています。 確かに、オートフォーカスや完全自動化による利便性はすばらしいものです。 その一方で、フィルムを入れ、空シャッターを切り、光と距離を読んで、そしてメカニカルシャッターをカシャ!・・・そんなカメラの楽しみ方もいいものです。 それでは、色づいたイチョウの木でハーフサイズカメラの実力を見てみましょう。 |
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